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群馬の技一番
所在地  藤岡市
受賞年度  令和元年
精密な作業が求められる成形プレス部品製造の中でも、特に難易度の高い「深絞り加工」において、卓越した技能を有している。その高い技能を生かして、自動車ランプ用リフレクター(反射板)のプレス加工化の実現や、バリや歪みの少ないアルミ型材切断方法の考案など、様々な技術革新に成功している。
成形プレス工
箱田 文夫
さん

成形プレス工


学校を卒業の後、親戚である豊田技研の社長から、「人手不足ということもあり早く働きに来てほしい」と誘われ入社した。当時高崎にあった組合の運営する職業訓練校で、プレスや金型の作業について学ぶとともに、会社で自己流の絞り加工を身に付けていった。

深絞り加工


箱田さんは精密な作業が求められる成形プレス部品製造の中でも特に難易度の高い「深絞り加工」において、卓越した技能を有している。

過去の膨大な試作の経験から、絞り加工における寸法不良、しわ、破断など、加工物に生じるあらゆる欠陥の種類とその原因追及に精通している。また、サーボプレスを使用した加工荷重の調整等のノウハウを社内で標準化を行うなど会社の発展に大きく貢献した。

ベトナム工場


平成18年にベトナムハノイの生産工場立ち上げの際には現地に赴き、量産に入る前の生産工程管理や作業に関する指導を行った。ベトナムにはめっき工場、プレス工場、金型工場があり、現地の方も非常にまじめで指導もスムーズだったと語る。

現在も技能実習制度を利用して、ベトナム工場から技術者を国内へ受け入れ自身の技能を託すことができる外国人材の育成に尽力している。

後進の指導


金型工作の技能伝承のため社内教育の機会を設け、中堅・若手技能者を中心とした後進指導者の育成に取り組んでいる。

座学の知識だけではなく、実際に製品を作らせるなど、実技面の指導も行っており、その教育の取組結果として、技能検定金属プレス加工職種において多数の合格者を輩出した。
・失敗を恐れることなく、また失敗してもよいので、様々なことに挑戦してほしい。そして挑戦を続けた結果、ものづくりの醍醐味である製品が完成した時の達成感をぜひ味わってほしい。